kubectl を GUIから扱えるようにするツール「kui」を使ってみる

1. 動作環境

  • MacBook Air (M1, 2020)
  • Homebrew 3.4.0
  • Docker Desktop Version 4.5.0

2. 「kui」とは

GUIでkubectlと同等の操作をできるツール。 kubernetesGUIとしてはdashboardがあるが、これは既存のリソースなどを確認するためのもので、kubectlによる操作を代替するものではない。 今回はkuiを使ってみて操作性などを確認してみる。

3. インストール方法

Macならbrewでインストール可能。

brew install --cask kui

4. 利用方法

kubectl kui get po 

GUIを起動することが出来る。 f:id:kurikube:20220302113224p:plain

5. 触ってみる

今回はNamespaceに限定してどのような操作が可能か確認する

  • kubeconfigのコンテキスト、namespace、kuiのGUIの表示を左下のボタンから変更できる

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  • リソースを表示してみる(namespace)

f:id:kurikube:20220302113211p:plain

  • それぞれのnamespaceに関して詳細を表示できる

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  • 画面下部にはOSのshellもある

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6. 参考サイト

7. K8s関連のお勧め書籍(2022年版)

Kubernetes完全ガイド 第2版 (top gear) [ 青山真也 ]